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今回、制作案件のなかでムームードメインを扱う機会がありました。
このとき「ドメインの利用制限」というものに出会いました。

初めてのことで、どうしたら良いものかと戸惑い、制限を解除するためにいろいろと試行錯誤しました。
何日も格闘の末、最終的に何とかこの制限を解除することができました。

また同じことが起こるかもしれないので、このときに行ったポイントをノートして記します。

Whoisで調べてみて「ドメイン利用制限」がかかっているとわかった。

ことの始まりは、DNSの設定作業を、レンタルサーバのロリポップとムームードメインとで行ったのに、どうも上手く繋がらないところからになります。

このときにムームードメインの管理画面に、「WHOIS情報に不備があります。修正してください」旨のメッセージが表示されていることは、気づいていました。

ただ、この時点ではあまり気にしていなかったのです。

その後よくよく調べたら、ドメインに利用制限がかかっていることがわかりました。

お名前.comの「Whois情報 確認ページ」を開き、ドメインを入力して情報の検索をしたところ、Domain Statusのところに「clientHold」(クライアントホールド)の表示があるのを発見。

DNSの設定がうまくいかないのは、ドメインに利用制限がかかっているからでした。

管理人|チカ
ちなみに「ドメインの利用制限」は、ざっくりと言うと「DNSが効かないようにする」といったことが設定されているようです。

このときから、「ドメイン利用制限」を解除するために格闘する日々が始まります。

「格闘する日々」と書いたのは、やり取りや申請に「とにかく長く時間がかかる」ことによります。

解除には、手続きとして「数日待つ」必要が出てきます。
待っている間は「対応をしてくれている状態」なのか、「対応は済んだが申請却下の状態」なのか、Whois画面からはわからなくて、困った状態になってしまいます。

また同じことがあった際、少しでも短時間で対応を完了させられるように。
その手順は以下の流れとなります。

今回行った解決への手順

今回の解決に向けて、大きく3つのことを行いました。

  1. Whois情報を"正しく"修正
  2. 問い合わせ(1):ムームードメイン に問い合わせる
  3. 問い合わせ(2):お名前.comに問い合わせる

①Whois情報を"正しく"修正

ドメインに利用制限がかけられる原因は、いろいろとあります。

今回のケースでは、ドメインの新規契約時に登録した情報について、審査の結果「不備がある」と判定されたことからとなります。

制限を解除するには、Whois情報を"正しく"修正するだけなのですが、これが何ともややこしい。

ややこしさの原因は「英語(ローマ字)で"正しく"登録する」必要があるからです。
さらに言うと、「正しいフォーマットで」「英語で住所を書く」ことが必要になります

まずは、ムームードメインのFAQのページを参考にしながら、登録情報を修正していきます

WHOIS情報が不備と判断され利用制限がかけられました
https://support.muumuu-domain.com/hc/ja/articles/1500007103542-WHOIS情報が不備と判断され利用制限がかけられました

このときにネックとなるのが、FAQとして掲載されているサンプルが、自分が登録したい住所に微妙に当てはまらない所があること。

この時点では、サンプルを何となく見習って、ひと通り入力を完了させて登録します。
というのも、次の②の手順で"添削をしてもらえる"からです。

②問い合わせ(1):ムームードメイン に問い合わせる

Whois情報を"正しく"修正・登録したあとは、ムームードメインに問い合わせをしました。
"正しく修正"したと思われる内容について、「添削」をしてもらうためです。

ここでのポイントは「お問い合わせフォームから問い合わせする」ことです。

管理人|チカ
チャットは使わずに、お問い合わせフォームからお問い合わせすることが、ここで"重要"になります。

 

実は今回、はじめに私はチャットからの問い合わせを2回行いました。
対応は丁寧でとても良いのですが、結果からいうと解決に繋がりませんでした。

理由は、チャットとお問い合わせフォームでは「対応レベル」が異なっていることからです。

"個人情報"(=Whoisに登録する内容)を扱う問い合わせについては、「お問い合わせフォーム」から問い合わることで対応できる旨を、2回目のチャットで教えてもらいました。

お問い合わせフォームでは、以下の内容を入力して伝えました。

  • 「修正して待ってみたけど、一向にドメインの利用制限が解除されない」
  • 「対応をしてくれている最中・状態」なのか、「審査をしたが申請却下の状態」なのか、どちらでしょうか?

お問い合わせをして数日、ムームードメインの担当者さんから返信が来ました。
そこには、「ここに不備があります」「こんな風に修正してみてください」といったことが わかりやすく書かれていました。

早速教えていただいた通りに、再度 修正・登録。
ここでまた「待ち」があります。

2日ほど待って、Whois情報から「clientHold」の表示が消えないので、次の手立てを考えました。
それが次の③の手順となります。

③問い合わせ(2):お名前.comに問い合わせる

ドメインの審査は、ムームードメインではなく、お名前.comで行われます。

審査は、レジストラの権限を持っている機関が行うことになっていて、ざっくりと言うと ムームードメインは代理店でレジストラではないことから、お名前.comが審査を行なっています。

こういったことから、このタイミングではお名前.comに問い合わせすることにしました。

ここでもポイントがあります。
それは「お問い合わせフォームから問い合わせする」ことです。

理由は、「お問い合わせフォームへの対応は"365日24時間行なっている"」旨が、お名前.comのページに書かれているのを見たからです。

かれこれ手続きに、ここまで1週間以上かかっています。

ドメインの審査を提出したあと「おおよそ24〜72時間ほどかかります」といった表示が画面に出るのですが、これが営業日ベースなのか、土日祝を除くなのかがはっきりとせず、すごく待たされている感が募ります。

なので、少しでも早く対応してもらいたいという気持ちから、お問い合わせフォームを入力して送信しました。

管理人|チカ
お名前.comのお問い合わせフォームは、以下のページの「フォームでお問い合わせ」のところから、項目を選択して進んでいくと開きます。

・ヘルプサポート | ドメイン取るならお名前.com
https://help.onamae.com/contact/

今回は、金曜日の午後に問い合わせて、日曜日にメールで返信が届きました。

メールには「ドメインの利用制限を解除しました」の文面が!
「やった、ついに解除された!」と、何ともいえない喜びを感じ、しばらく満足感に浸りました。

まとめ

ムームードメインを使っていて「ドメイン利用制限」がかかったら、次のことを行なってみましょう。
どうしても「待つ」時間が必要になりますが、進んでいることがわかるので安心できます。

  1. Whois情報を"正しく"修正
  2. 問い合わせ(1):ムームードメイン に問い合わせる
  3. 問い合わせ(2):お名前.comに問い合わせる

今回は初めてのことで、とても勉強になりました。
わからないことは、とにかく「聞いてみる」「問い合わせしてみる」ことが大切ですね。

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